Vol.2 盛夏の管理


Vol.1 梅雨時期の管理

雨水の入った丸鉢

酸素が入った換水用ストック水

換水後気持ち良く泳ぐ親魚

(参考)当歳魚の選定

 5月に採卵した稚魚も成長し土佐錦魚らしくなってきました。
 沢山の中から選別した稚魚はいかがでしょうか。
 以前であれば多くの方はイトメを使っていたので成長もよく、早い人では丸鉢に10尾以下の収容になっていました。
 しかし、昨今のイトメ事情からして、イトメを使える一部の人を除き、ほとんど方が人工餌を使っているように思います。
 また、赤虫を使われる方も多いと思われます。
人が集まるとあれこれの話はでますが、決めては無いようです。
赤虫は別として人工餌は比較的脂肪分の少ないものを使われることが多いようです。
そのことでどうしても成長が遅いようで、サジ加減ということになるのでしょうか。

 さて、飼育全般や選別等に関しては著名な飼育家が金魚雑誌等でイロハから指南されているので参照されるとして、梅雨時期の水について一考してみたいと思います。
 一般的に飼育水としては@水道水の置き水、A水道水にハイポを入れて、B井戸水を置き水にして、C水道水を直接等区々あります。
どれが良い、悪いではなく、自分の飼育環境でできるもので選ばざるを得ないですが、ただ濾過していない雨水はよくない。

 使えば解るが水の傷みが早く稚魚に影響がでるし親魚にも厳しいようだ。
 ただ飼育水によって飼育や飼育の考え方が変わってくる。そのことは又の機会に考察することととしたい。
 前述のように昨今当地ではイトメで飼育している人は、ほとんどいない。
イトメを使っていた頃はほぼ毎日丸鉢の水は替えていたし鉢を擦ったりもしていた。
人工餌になると水の傷みが少なくなったことで、毎日全替えしない方が多い。

 ただ今の時期は雨が降り込むことが多くなるので少しの注意が必要でもある。
 最近は、以前から云われていた酸性雨に加え、この春に話題になったPM2.5等、様々な化学物質も含まれる。
雨が多量に降り込んだ場合は速やかに全替えした方が良いが、できない場合は満遍無く底水を吸い出せば大丈夫です。
 それは飼育水より雨水の方が比重があるためです。
その水を放置したまま丸鉢に日光が差し込んだ場合、総てではないですが、時として厄介なことになる場合があります。
飼育水の汚れ、何らかの化学物質、光が反応して水が土佐錦魚の飼育に限らず、金魚を健康に育てるポイントは水替えです。
 また、このことは初心者であろうとベテランであろうと行為としては一緒です。

 金魚は、更水になると餌をよく食べます。
生き物にとっては、食べるという行為は必要で、よく食えば大きくにもなります。

 こなれた水と云った言葉を時としてよく耳にします。
これはどのような水を指すのでしょうか、なかなか解りません。

 たかが水、されど水です。考えればきりがありません。この点に奥深さを感じます。
飼育者一人ひとりのテーマなのかもしれません。
 健康な錦魚を育てるには水替えも含めた水の管理に尽きると云っても過言ではないと思います。

 本文書が少しでも皆様の飼育の一助になれば幸いです。

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